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ちゃんと今日も目が覚めたのは 君と笑うためなんだよ
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瞬間に、江神二郎を思い出します。女王国がよみたいです。
江神さんはなんつーか刹那的なんだよなあ。すぐに消えちゃいそうなイメージ。自分を大切にしないイメージ。存在してる重量感が無いみたいな。そういう刹那的なひとがなんか好きです。他だったらマジミの空知さんとか、薬屋の秋にも刹那性を感じるんだよなあ。

最近は、伊坂を読んだ後はもうエンタメ以外読めない…!と思い、長野やしをんを読んだあとにはもう純文学しか読めないと思い、五條を読んだあとにはもうサスペンスしか読めないと思い、有栖川を読んだ後にはもう本格しか読めないと思い、芥川を読んだあとにはもう近代文学しか読めないと思ってます。でも誰しもありますよね、一冊読み終わったあとってすぐには次のジャンルに踏み込めないっていう。読みに入っちゃえば楽なのに、一歩踏み出すまでの時間が長い…!そんなわけでもうすぐ断鎖が届くのに、いますごく五條っぽい気分じゃないぞ(笑)いまはなんか乾いた文章が読みたいです。(でもなんだかんだで読むんですよ)

そういえばペルシャ~の感想のときに言えばよかったんですけど、森下が疋田にいろいろしゃべってましたね。「近しくない関係だからこそ言えてしまうこと」っていうのが有栖川さんの書く小説の一端を成してるような気がするな。火村が他人に夢の話をした…のは朱色だったと思うけどこれも同じタイプですよね。そのときはもどかしかったけど、アリスが初めて火村の夢の話を、火村が全然関係ない他人に話すのを横で聞いたっていう状況って考えたら萌えますね。直接でも間接でもない、あれ?俺これ聞いていいの?っていう^^^小説的には直接言ったほうが盛り上がる(?)ところをそうしないところに、いいドライさを感じました。

さて、そんな…ことより…!「でかい月だな」文庫の表紙をどうにかしてくれ…!!!図書館に単行本があってずっと狙っていたのに、早く借りなかった自分が悔やまれるぞ!なんでイラストにしちゃうかな。や、いいんだけど可愛くて^^でも一気にライトになっちゃうし、何よりも表紙で売ろうっていう商業主義的な何かが見え隠れする気がして若干へこむんだ…。まぁとりあえず、誰かが表紙買い→ぶくおふっていう順路が出来ることは確実ですね^^待ってます^^^
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