ちゃんと今日も目が覚めたのは 君と笑うためなんだよ
一九七五年、カンボジア。
人としての記憶はそこで始まり、そこで途絶えた。以来、人間を人間だと思ったことは一度も
ない。
この…!書き出し!!!好きです。すごく好きだ。たまにこんなドキっとする文章書かれるから困る。そんなこんなで二巻ですが。すみれすみれ…と言いまくっていたため主人公はすみれだと思って読み進んでいたので、なんだか鳩でびっくりしました。三十路!(笑)先入観良くない。とにかく今回もいい感じに裏切られたというか、大好きな非人称キター(・∀・)!!とか、大好きな過去小出し型キター(・∀・)!とかで、一体どこを貶す必要があろうか、いやない(反語)みたいな感じでちょっとまともなこと言えそうにありませんすみません。
読後、興味本位でS21尋問センターをぐぐったらへこみました。鳩の過去で云々あるけれど、クメール・ルージュの虐殺ってどの程度常識なのかしら?この説明のなさは「わかる人だけわかっとけよ」的なものなのかと思ったんですがどうやら「お前らもちろんわかってるよな」のほうだったようです。や、でもですねそれにしたってポル・ポトと金正日だったら金正日のほうが一般的だと思うんだ。鉱物のほうでそっち方面を詳述したのならこっちでもやっても良かったのでは…というか個人的に五條さんの世界情勢説明パート(笑)が好きなので、できれば聞きたかったなーというだけなんですけども。まー今回の話の筋は新宿でのドラッグ争奪戦なのであまり紙幅を割けなかったのかな。
そう!ドラッグ!← シリーズとしてはこの国に革命を起こそうというものなんだろうけども、蓋を開けてみればドラッグ小説じゃんと思ったのも事実。多国籍を重要視してるからまた国同士の探り合いとか諜報関係にいくのかと思いきやドラッグ。あと年齢層の若いこと!いま8巻まで出ていてそれごとに新キャラが主人公になるとかならこれはものすごいキャラ小説じゃないか?^^どんとこい^^というのは置いとくにしても、イメージしてたのと違う筋でますますwktkしてきた。そしてまだ鳩に触れてないんだけど(笑)なんか五條さんっぽくないキャラだなーと思いました。軸はぶれぶれだし煮え切らないし肝心なところで爆発しない!小物っちゃ小物なのかなぁと思うんだけどなんだかんだで好きになってしまうわたし。サーシャ・亮司・すみれが革命シリーズの主人公格みたいになってますが鳩も加われると思うんだ…。そして…クメール・ルージュをwikiってる最中にキュー・サムファンというリンクが視界を掠めた気がするんだけど世界史知識ゼロなわたしにとってこれはそれなりにネタバレのような気がするんだけど考えないことにする。ていうかみなさんエピローグで気づくんだろうな…。そうそう、すみれはなんかよく分かりません。無邪気にカリスマで腹黒っていうのはちょっと本気で怖いです。この先彼と関わる人々が(鳩も含め)心配で仕方がないです。テレビのシーンで泣いてたのにはぐっときましたが。あと亮司の好青年ぶりにはもはやわたしが突っ込まなくてもみんな突っ込んでるからいいよね。断鎖の主人公とは別人だろこれ^^細かいこというけど断鎖では亮司の髪は「すでにメッシュも落ちてまだら」とか書かれてたと記憶してるから、あれから染め直したのかな。はっきり言うと前髪赤メッシュはださいと思うww描こうと思うのに難しいんだよ!
あれどうしよう書きたいことがありすぎてなんとも出来なかった(笑)筋書きも良かったかな。ちゃんと花月殺しの犯人も突き止めたし。ただ五條さんは女スパイ大好きだよね。一回シフトチェンジしないとオチ完全に読まれるぞwカンボジアの世界情勢もあって読み終わったあとちょっと凹んでました。五條作品では珍しいこと。重いテーマでも読後はさらっとしてるときが多いのでわたしは。すみれの「迎えに行くよ」が大好きです。鳩とすみれがいいコンビになることを期待。さっそく3巻に手を出してしまいそうだこれは…止まらないぞ!
あ、蛇足だと思いながら解説。わたしが勝手に言ってるだけなので^^
非人称ってのは普通、人に付けない名前が付いててそれで呼ばれてる人が萌えるってことなんですけど(笑)多分始まりはNo.6のネズミ。無生物の名称でもいいけど動物の名前がいまのところすごいツボ。
あと過去小出し型とか言ってるのは…各章の冒頭とかでちょっとずつ過去の叙述が入ったりするのが好きなんですよね。例を出そうと思ったら聖黒しか出てこなくて焦った。そろそろ黙ります。
鳩はすごく頑張って鳩っぽくしようとしたんですがやっぱり成功しませんでした…。日本人で通るカンボジア人とは一体。とりあえず金持たせとけばいいんですか?ってことで副題のVioletStormはすみれの嵐ってこともあるんでしょうがVSで鳩のことも含めたダブルネーミングだと思ってます。
人としての記憶はそこで始まり、そこで途絶えた。以来、人間を人間だと思ったことは一度も
ない。
この…!書き出し!!!好きです。すごく好きだ。たまにこんなドキっとする文章書かれるから困る。そんなこんなで二巻ですが。すみれすみれ…と言いまくっていたため主人公はすみれだと思って読み進んでいたので、なんだか鳩でびっくりしました。三十路!(笑)先入観良くない。とにかく今回もいい感じに裏切られたというか、大好きな非人称キター(・∀・)!!とか、大好きな過去小出し型キター(・∀・)!とかで、一体どこを貶す必要があろうか、いやない(反語)みたいな感じでちょっとまともなこと言えそうにありませんすみません。
読後、興味本位でS21尋問センターをぐぐったらへこみました。鳩の過去で云々あるけれど、クメール・ルージュの虐殺ってどの程度常識なのかしら?この説明のなさは「わかる人だけわかっとけよ」的なものなのかと思ったんですがどうやら「お前らもちろんわかってるよな」のほうだったようです。や、でもですねそれにしたってポル・ポトと金正日だったら金正日のほうが一般的だと思うんだ。鉱物のほうでそっち方面を詳述したのならこっちでもやっても良かったのでは…というか個人的に五條さんの世界情勢説明パート(笑)が好きなので、できれば聞きたかったなーというだけなんですけども。まー今回の話の筋は新宿でのドラッグ争奪戦なのであまり紙幅を割けなかったのかな。
そう!ドラッグ!← シリーズとしてはこの国に革命を起こそうというものなんだろうけども、蓋を開けてみればドラッグ小説じゃんと思ったのも事実。多国籍を重要視してるからまた国同士の探り合いとか諜報関係にいくのかと思いきやドラッグ。あと年齢層の若いこと!いま8巻まで出ていてそれごとに新キャラが主人公になるとかならこれはものすごいキャラ小説じゃないか?^^どんとこい^^というのは置いとくにしても、イメージしてたのと違う筋でますますwktkしてきた。そしてまだ鳩に触れてないんだけど(笑)なんか五條さんっぽくないキャラだなーと思いました。軸はぶれぶれだし煮え切らないし肝心なところで爆発しない!小物っちゃ小物なのかなぁと思うんだけどなんだかんだで好きになってしまうわたし。サーシャ・亮司・すみれが革命シリーズの主人公格みたいになってますが鳩も加われると思うんだ…。そして…クメール・ルージュをwikiってる最中にキュー・サムファンというリンクが視界を掠めた気がするんだけど世界史知識ゼロなわたしにとってこれはそれなりにネタバレのような気がするんだけど考えないことにする。ていうかみなさんエピローグで気づくんだろうな…。そうそう、すみれはなんかよく分かりません。無邪気にカリスマで腹黒っていうのはちょっと本気で怖いです。この先彼と関わる人々が(鳩も含め)心配で仕方がないです。テレビのシーンで泣いてたのにはぐっときましたが。あと亮司の好青年ぶりにはもはやわたしが突っ込まなくてもみんな突っ込んでるからいいよね。断鎖の主人公とは別人だろこれ^^細かいこというけど断鎖では亮司の髪は「すでにメッシュも落ちてまだら」とか書かれてたと記憶してるから、あれから染め直したのかな。はっきり言うと前髪赤メッシュはださいと思うww描こうと思うのに難しいんだよ!
あれどうしよう書きたいことがありすぎてなんとも出来なかった(笑)筋書きも良かったかな。ちゃんと花月殺しの犯人も突き止めたし。ただ五條さんは女スパイ大好きだよね。一回シフトチェンジしないとオチ完全に読まれるぞwカンボジアの世界情勢もあって読み終わったあとちょっと凹んでました。五條作品では珍しいこと。重いテーマでも読後はさらっとしてるときが多いのでわたしは。すみれの「迎えに行くよ」が大好きです。鳩とすみれがいいコンビになることを期待。さっそく3巻に手を出してしまいそうだこれは…止まらないぞ!
あ、蛇足だと思いながら解説。わたしが勝手に言ってるだけなので^^
非人称ってのは普通、人に付けない名前が付いててそれで呼ばれてる人が萌えるってことなんですけど(笑)多分始まりはNo.6のネズミ。無生物の名称でもいいけど動物の名前がいまのところすごいツボ。
あと過去小出し型とか言ってるのは…各章の冒頭とかでちょっとずつ過去の叙述が入ったりするのが好きなんですよね。例を出そうと思ったら聖黒しか出てこなくて焦った。そろそろ黙ります。
鳩はすごく頑張って鳩っぽくしようとしたんですがやっぱり成功しませんでした…。日本人で通るカンボジア人とは一体。とりあえず金持たせとけばいいんですか?ってことで副題のVioletStormはすみれの嵐ってこともあるんでしょうがVSで鳩のことも含めたダブルネーミングだと思ってます。
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