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ちゃんと今日も目が覚めたのは 君と笑うためなんだよ
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つかめないです…
玄児さんのつもりで書いたけど火村ですとか言ってもいいような感じですね

最初髪はぼっさーとさせようとしたんですが、一応一家の次期当主だしきっちりしてるんじゃないかな…とか考えていたらよくわからないことに
黒シャツ黒セーターは描いていてかなり楽しいですね!
読み終わりました!
長いようであっという間のようで長かった館シリーズ7作目です。
文庫で4冊という超ページ数、『人形館』を連想させるような「私」という語り手のしつこいくらいの内面描写、オカルト趣味、人魚から吸血鬼にヴィネツィアまで広げに広げまくった話題、相変わらずこちらを騙してくれる叙述トリック、そして第五部ラストのあの衝撃によってシリーズ第一作目の『十角館』を読み返さずにはいられなくなる。これぞ大作、そして名作です。
単発として出されていたらあるいはいろいろいちゃもんなど付けたくなっていたかもしれませんが、これまでの館シリーズを総決算し、全ての根幹を成すような位置づけにあるものですから、少々の不備なんて問題になりません。ここまで読んできたものには相当の感慨があるのです。読了後のカタストロフィと寂寥感はここ最近で一番でした。まさに終わりであり始まりの物語ですね。

以下、特にネタバレはしていないつもりですが、好き勝手に語りまくっているので畳みます。
暗黒館の感想を上げる前にせっかく読んだ館シリーズについてさらっと。
時計館は微妙にネタバレているような気がするのでご注意を。

十角館
記念すべき館シリーズ第一弾。数少ない、わたしが一日で読み切った小説でもあります。まさにノンストップミステリ。登場する大学生がみんな歴代のミステリ作家の名で呼ばれているなどミステリ好きには美味しい設定です。ラストのあの衝撃は忘れられないものである一方、若干反則だろとも思わなくもない。エラリイとヴァンが好きです。

水車館
十角館が大学生ハーレムでわたし好みだった気分から抜けだせずに、どうやってテンションを上げようかと思いながら上げきれずに読み終わった記憶があります。正直作業でした、すみません。由里絵ちゃんに惹かれました。館に美少女とはいい組み合わせです。

迷路館
シリーズ中でもっともサスペンス色が強いなという印象があります。わたしの中の「怖いサスペンスもの」カテゴリに絶妙に引っかかっただけかもしれない。閉じ込められる館が地下であることもあって、閉塞感は随一です。作中作という形態も珍しいところ。あまりない、島田探偵が直接関わった事件ということもあって、探偵モノとしては一番オーソドックスに成り立っているかな。

時計館
十角館で登場した江南くんの再登場です。このへんから江南くんは館シリーズの主要キャラっぽくなってきて愛着も湧いてきます。館に集められるのも某大学のサークルメンバーで十角館を踏襲してるなあと。それを早い段階から気にしていると犯人もわかるかもしれない。気にしていなくてもなんとなく犯人の人の犯人っぽい雰囲気がすごい。他にも、美少年や、故人ですが美少女なども出てきて登場人物の充実さと言ったら。なんといっても解説は皆川博子です。大筋のトリックにはまんまと騙されました。途中の伏線の回収も鮮やか。600ページくらいのけっこうな厚さですが飽きることなく読めます。そしてラストに起こる光景は想像するだに美しいので映像化したら映えるなあと思いました。これは映像化出来る叙述ですし。名言されていませんが、江南くんがおそらくエラリイを思い出すシーンには萌え…感動しました。生き残った方の渡辺くんにはぜひ再登場して欲しいです。

黒猫館
島田探偵と江南くんがまたもや登場しますが、大方は黒猫館の管理人の手記によって物語が進みます。やっぱり語り手「私」で進むミステリは好みだし読みやすいです。トリックはそうくるか!まじかよ!って感じで多いに驚きますし面白いです。笑っていいのかどうなのか迷いましたが世の中の様子を見るにどうやら笑っていいらしい。時計館の次に読むと分量も事件も手頃な感じです。


こう書いてみて、『時計館』が存外に気に入っているんだなあと分かりました(笑)
十角館以外は手元になくて記憶の端から持ってきた感想なので、言ってることの偏りが半端ないですね。『びっくり館』がまだ残っていることは忘れてないです。大丈夫です。


読んでます。
とりあえず文庫の2巻途中まで。
異形の者やら精神異常者やらどこどこ出てきてすごい。趣味が悪いです。
シャム双生児の美鳥ちゃんと美魚ちゃんですが上の絵だと体勢的におかしい。
玄児くんは全く油断ならない感じです。なんかただならぬこと考えてそうです。
とりあえず江南くんには早く正気に戻って欲しいです。
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