ちゃんと今日も目が覚めたのは 君と笑うためなんだよ
お久しぶりです。
最近読んだのでちょちょっと感想を。
麻耶作品はこれで2作目です。メルカトルシリーズもはやく読みたいところ。
ワトソンの方が先に真相に辿り着くというわたしにとっては(一般的にもかもしれないですが)始めてのミステリ体験でした。こういうのもアリですね。謎解きが終わったあとに本文を戻って実朝がどのあたりで気付いているのか探すのが楽しかったです。
キャラ的には木更津と実朝の近いのか遠いのか分からない距離感が結構面白かったです。
木更津は実朝が自分より先んじていたりもう真相が見えていたりしているのを知っていて、僻むでも助言を求めるでもなく淡々と推理してるのかなと思うとものすごく萌えます。なので実朝よりも木更津萌えです。
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いえ決して多忙というわけでは
ないのですが
いえ多忙なんですけども
本はとても読んでます、読んでる時期ではなかろうに読 んでます。しかしそれを書き連ねる時間がない…というのが現状でしょうか。読んだ本のあれやこれやぶちまけたいのですが。そして七月から放置状態というこ のブログ…申し訳ない限りなのですが、というか誰に謝るのだというところでして、こんなブログを見てくださっている奇特な方が果たしているのかどう か…;;ともかくすみません
おそらくほとんど更新できないと思われます。大事な時期が過ぎたら…過ぎるかな…来年の今頃には…大丈夫かな
い まは「霊応ゲーム」を読んでいるのですが、まだ序盤だというのに早々に理性が切れました。パブリックスクール…!いじめ…!主人公のジョナサンがこれから どんなひどい目に遭うのか本当に気が気ではありません。しかしさりげなくジョナサンは「美少年」表記されてるんですよね。あれ「端正な顔」だったかな。い いや変わらん。
↑は黒板にらくがきをされるというお約束シーンでした。読んだ方はなんて序盤なのと本当に思うでしょう。
ぐちゃぐちゃとしゃべりましたがとりあえずこの辺でおいとまします。では。
この2月26日を繰り返すっていう発想がね。すごいな。「二度目の鈴木侍従長殺害に向かっている」ってくだりがなんか好き。本文で「二度目の」に濁点付いてるあたりも。
未来人側の主人公はマツモトだったんだろうな~。もっと最初からマツモトに焦点を当てた書き方をしてくれればわたしのテンションはもっと上がったと思う。牛乳瓶の鳴る音っていうモチーフが妙に不気味で良かったです。なんかあれ怖いよね…。
そ して恩田さんが苦手だと思った理由なんですけど、もしかしてこのひとのテンションについていけてないから…?と思いました(笑)「あー書いてて楽しそうだ なー」っていう冷静な感想が先に来ちゃってる気がするwあと…なんていうのか、視点が神の視点なんだよね。外界で動いてる人間たちを高いところから見下ろ してる感じ。だから安藤だったら安藤の視点で見た世界とか、感じたことととかじゃなくて、一番上にある目が安藤の行動を見てるっていうような記述になって るんだよね。臨場感がないってことなんだと思うんだけどもっとしっくりくる言い方もあるはずなんだよなあ。なんだろう。それとマツモト云々のとこでも言っ たけど、そうやって登場人物を俯瞰してる形になってるから、誰か一人の視点に絞られない。主人公が生まれなくて集団が主人公になるんだよなぁ。誰か一人を 主人公のポジションにつけて欲しいわたしとしては「ううーっ」ってなります(笑)
なんか思わず恩田さん語りになりましたけど、私は恩田さんの小説がこんな感じに見えるってことで全然悪口とかじゃないです(笑)小夜子シリーズは読んでみたいなー。