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ちゃんと今日も目が覚めたのは 君と笑うためなんだよ
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女には向かない職業/P・Dジェイムズ

コーデリアたんかわいいよコーデリアたん!!
結構がちがちの推理物を想像してたらばそんなことありませんでした。故人の軌跡を辿るみたいな話はすごく好きなので読んでいて心地よかったです。
ぶっちゃけコナンでコーデリアが井戸から這い上がるのはネタバレしてたんで(笑)まだかなまだかなと待ち構えてました^^コーデリアは日本でいうと何系に分類されるんだ…?と考えてしまうくらいキャラがなんか新鮮でした。わたしだけかな。すごく好き。

故人の軌跡を辿る~なんて言ってたらトーマの心臓を思い出しました。こういったらなんですけどもう死んだもん勝ちだよね← なんだっけ他にもあった気がするんだけど…冒頭とかから死んでる人間なんだけど物語の中で異様に存在感もってるっていう小説。聖黒…?


そしてブルーガーデン様に登録していただきました…!!!1ありがとうございます!ここまでやたら手こずったんですけどわたし…迷惑かけていそうで申し訳ないです。よろしくおねがいします。^^^
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東京駅之介/火田良子

新人賞受賞当時新聞に広告が載っていてずっと気になっていたもの。やっと読めたー!!

わたしはもう15、6歳の少年がいきなり出てきて荒んだ生活ぶりを披露してくれるのかとばっかり思っていたので赤子が登場したときはびっくりしました。そしてその後駅之介くんは、拾ってくれた智恵子お母さんと晴子お姉ちゃんと仲良く暮らしていくものと思ってました。そして晴子ちゃんとの後ろめたいような大人な恋に発展するものとばかり…思っていました…。駅関係ないじゃん。
とりあえず智恵子さん一家の登場は駅之介がちょうどいい年になるまでの段階を担ってくれていたんだろうなと解釈。ていうか本当に、本当にオッペイは…お前って奴は…。終盤までの駅之介とオッペイのやりとりは「あ、あれ…?」と思いながらも楽しませてもらったよ(・∀・)ニヤニヤ あとタケ兄はもっと動かしてほしかったなぁ!すごく好みなキャラしてたのに。オッペイと駅之介のキャラもとても立っていたと思います。でも結局二人とも可哀そうでなんかやりきれなくなりました。なんとなくラストは想像できたけども。オッペイと駅之介はお互いのスタンスがなんかさらっとしてて個人的に読後感は良かったかな。つかず離れず好きすぎず憎みすぎず。最後が駅之介→オッペイだったのも良かった。あれはオッペイはとりあえず自分のことしか考えてなかったしそのうえで駅之介はオッペイを想ってたんじゃないの?と理解しているんだけどあれわたし何言ってるんだろう^^^あー駅之介が随所随所でお母さんのことを思い出していたのがすごく良かった。親子愛いいね。

バカみたいなことしか書けなくてごめんね!
なんていうか悪童日記の戦後日本版…みたいな印象を受けたけどちょっと違うか。
ん~新人賞ならこんなもんかな。火田さんはいま何やってるんだろ~と思ってちょっとぐぐってみたけど本作以外ヒットせず。あと1冊くらい出ててもおかしくない…?時期だよね。


最後に閑話休題ですが坂木さんて覆面作家だったんですね…!知らなかったたたたてっきり女の方だとばかり…。女かもしれないけど。俄然坂木作品が読みたくなってきました。デビュー作か切れない糸かで悩むところ。

殺人方程式/綾辻行人

初めての綾辻がコレですよ。わたし何考えてたんだっけ…とか思いもしたけどとりあえず明日香井。
多分読もうと思ったのはミステリサイトさまが響くんを紹介していて、明日香井・・・だと・・・と、奇天烈な名前にまたもや惹かれたからです。しかもなんか双子じゃないですか!ktkr!というわけで途中でいきなり双子の兄貴が出てきてもそれは予定内だったんですが、響くんが弟に成りすまして捜査をし始めたときは「ちょっと待て…!!!」と思いました。その展開を全く予想できなかった自分が今となっては不思議なくらいだ。そしてこれはもうホントに…響が叶を「カナウ」と呼ぶところに最大のポイントがあるんでしょ?もーーちょう萌えるよ。でも叶のほうはあくまでも「兄貴」なんだね!
首とか腕とか切断とか内容のほうはどこまでも血なまぐさかったです。わたしが普段読む長編ミステリとは違って、最初から事件が起こってて紙幅のほとんどが捜査&推理に費やされていたからかな。あ、いま気付いたけど確かにわたしこのタイプの長編ミステリ読むの初めてだな。(「このタイプ」が具体的にどんなタイプなんだよという突っ込みはあるけど)短編はだいたいこんな感じだけどね。解決編の物理講座は…、だいたいわかってればいいと思う^^ 内容とは関係ないけど、この作品だけなのか綾辻さんの作風なのか濁点多用が気になりました。や、ていうか基本的に濁点好きなので読みながらテンション上がったんですけどね!濁点があるだけでそこの雰囲気が変わってきたり、濁点の位置が絶妙だったりすると感動します。最近でうおお!ってなったのは鉄鼠の「ぼくだ」。
それと乾さんの解説で目からうろこでした。あーー!って思ったあとうおおぉって切なくなりました。すげーそんな小説の構造の妙には気付けなかったよ。この読解力のなさは人生損してる。とりあえず明日香井兄弟のその後が気になりつつ次の綾辻は十角館かな。でも尾関警部補を見てたら坂下に会いたくなりました。



なんだかんだ言ってわたしは南方くんが好きなんですよ
彼の「愛してる」にはなにか力が宿っていますよね…!この言葉にはこんな使い方があったんで すよ誰か一人に対していう「愛してる」ではなくて多数の仲間とか思想的な何かに対していう愛情表現なんですよ!!わかんないけど!!!この冗談みたいな軽 さがいいよね。そしてこれは友情でも愛情でもなくて魂に向けた感情なのだわ!と思ってみたけどそれはちょっと違う?^^違うね。。。

南方くん女の子みたくなっちゃってごめんね><耐えられなくなったら下げます…

そういえば講談社のやってる青春フェアがすごく気になります。李欧・№6・僕らのサイテーの夏って…。なんてラインナップよ。そりゃそうよ嵐ですよ嵐。疾風怒涛の青春ですよ。ちなみに最後のはまだ読んだことありません。表紙がものすごいジュブナイルですよね。
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